Au départ, un peu étourdie par un style décousu, j'ai au fur et à mesure été charmée et touchée par ce véritable hommage de l'auteur à sa maman.Ca fait du bien de lire un témoignage de quelqu'un qui fait l'éloge d'une femme simple, mais si importante, et finalement si belle, malgré sa "petite vie".Un auteur plein de sensibilité qui nous offre une belle vision pour une fois hors de tous les stéréotypes que nous avons souvent sur le Japon et sa société. ( )

日本人なら知っている、一大ブームとなった作品である。　知人に勧められ、遅ればせながら読んでみた。　限りなく正統的な文学的エッセイ、なのだと思う。　自伝的小説ということだけど、こんな風に自分の半生を振り返るのはどんな気分のするものなのか、想像できない。

私は「気がついたら死んでいた」、というのが理想の生き方なので、できることなら振り返らずに進むだけ進みたいと思っている。でも、人生のある時点で振り返らざるを得ない瞬間は来るのだろう。

彼の体験というか、人生は、私から見れば「ふーん」という一言でしかない。　なぜベストセラーになったのか、分からない。

私は理解できない、説明できない、混乱していて美しいものが好みなのだと思う。　いや、ただこの作品が描く世界と、私が見ている世界があまりに異なったものだというそれだけのことなのかもしれない。

文体に特徴があり、そこは興味深かった。

　 ( )